とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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488: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/02/22(月) 00:09:23.16 ID:ioodkC9U0

だけど、動かそうとした体は動かなかった。全身に力が入らなかった。
例えるなら、春先のふかふかのベッドで気持ちよく寝ていた所に、
無理矢理叩き起こされて起き上がらなければならなくなった時に似ている。


体中から感じ取れる筋肉の弛緩。そして、言葉で表すことが難しい不思議な心地よさ。
頭の中がぼうっとしていたこともあって、まるで夢の中にいる気分だった。
とは言っても、口に感じている苦みと鼻に感じている臭いは相変わらずだったから、
お世辞にも『良い夢』と言えるような代物じゃなかったけど。


動かそうと思っても動かない体と、嫌な味と匂いにイライラしていると、
今度は聞き慣れない音が耳に飛び込んできた。




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