とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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489: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/02/22(月) 00:10:29.61 ID:ioodkC9U0
「そ で 、どうし に居る ?」
耳の穴に水が入った時のような。音がこもっていて、良く聞き取れない。
辛うじて判ったことと言えば、その音は『人の声である』ことと、『自分が知らない人の声である』こと。
何者かもわからない人間が、私の傍にいる。
その事実にちょっと不安になったけど、体が動かないんじゃどうしようもない。
私は起き上がることを一旦諦めて、聞こえてくる声に集中することにした。
「例 平 に と ても、 不 になる 視 でき !」
すると今度は、さっきの人間とはまた別の声が聞こえてきた。
固い決意を感じさせる、金剛石のように美しい声色。
何処かで聞いたことがある声だった。
ただ、その声は誰のものだったか。
記憶を掘り返そうにも、やはり頭がぼやけて上手くいかない。
まるで笊を使って水を掬い上げるかのように、思考がぼろぼろとこぼれ落ちていく。
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