とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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519: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/03/07(月) 00:10:26.63 ID:jCr4dQiA0
「――――っ!?」ズキン!
突然、私を襲う頭痛。そして脳裏に蘇る光景。
乾いた銃声。
足元から伝わる衝撃。
大地が軋む音
舞い上がる土埃。
そして、狂気に彩られた笑い声。
それを幻視したのは刹那。だけど鮮烈でとても生々しく。
私の精神を、一瞬にしてごっそりと削り取っていった。
(っ、なんだか、臭い……?)
締め付けるような頭痛に悩まされながら、つんと鼻を突く匂いに私は顔をしかめる。
生肉を鼻に押しつけられたかのような、湿っていて生ぐさい匂い。
夏の暑さも相まって、呼吸する度に噎せ返りそうだ。
私は思わず、自分の鼻をつまもうとして――――
「――――――――――――――――え?」
自分の手が、真っ赤になっていることに気がついた。
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