569: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/11(月) 00:06:07.19 ID:BXfdLX/q0
微かに笑いながら――――いや、『嗤い』ながらフランドールは話し続ける。
その嘲りを多分に含んだ『嗤い』を向けているのは、他ならぬ自分自身。
過去を思い出す度、それを言葉にする度に、彼女の心はズタズタに引き裂かれていく。
とめなければならない。言葉を紡ぐのを止めさせなければならない。
そう思いつつも、インデックスは終ぞ体を動かすことができなかった。
フラン「最初は面倒なことになったと思ったわ。 何でって、先生達とかお姉さまはいらないお節介をかけてくるし、
友達は事ある毎にちやほやしてくるし……」
フラン「正直に言って、鬱陶しいことこの上なかったわ。 家出しちゃうくらいにはね」
フラン「だけどね、ある日気がついたの。 この力は、すごく素晴らしいものなんだって」
フラン「力があれば誰にも舐められない。 嫌な奴は、みんなぶっ飛ばしちゃえば良いんだって」
フラン「――――よく考えたら、その時点でああなるのは決まっていたのかもしれない」
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20