とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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582: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:07:22.56 ID:iYeb0eqs0

フラン「……あの時も、さっきもそう。 自分でもわからない内に、いつの間にか狂ってる」

フラン「目の前にあるモノを、コワしたくてコワしたくて仕方なくなるの」

フラン「それに、さっきので確信したよ。 私の狂い方、前と比べて明らかに酷くなってる」

フラン「あの時はまだ自分が何をしているのかわかったのに、今はもうわからない」

フラン「私がワタシに食べられていくの。 少しずつ少しずつ、飲み込まれていくの……」



フランドールは諦めてしまっていた。
蝕まれていく自我を前に、彼女は抗う様子を見せない。
虚ろな声で、淡々と言葉を口にしていく。


数えれば、たった二度の過ち。
しかし、その過ちは彼女の心を『くの字』に折り曲げるには十分すぎるもの。
人を傷つけるならまだしも、その行為を嬉々として行った。しかも、自覚があるから尚悪い。


もしも最初から多重人格だったのであれば、その人格に罪を押しつけることも出来ただろう。
責任転嫁に過ぎず、何の解決にもなりはしないが、それでも本人の心の平穏は辛うじて保たれる。




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