591: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:16:28.54 ID:iYeb0eqs0
――――フランは泣いていた。
ぽろぽろと瞳から泪を流し、啜り泣いていた。
彼女にはもう、私を突き放す気持ちも、覚悟も無い。
ただ、目の前にいる誰かを怖がっている少女がいるだけ。
そんな彼女を、私は正面から抱きしめる。
しっかりと両手で背中を抱え、自身の胸へと引き寄せた。
フランの体は、思ったよりも華奢だった。
私の両腕を回してもまだ余るくらい、彼女の体は小さく、そして柔らかい。
当麻の体に抱きついたことは何度もあるけれど、フランのような小さな女の子にしたことはあまりない。
『女の子の体ってこんなに柔らかいんだなぁ』と、心の何処かで思いつつ、ぎゅっとフランにしがみついた。
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