594: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:19:35.65 ID:iYeb0eqs0
フラン「――――」
その瞬間、時が止まる。
刹那でありながら、永劫とも思える空白。
その中で、フランドールは泣きじゃくることも忘れて呆然とした。
修道女の、インデックスの言葉が、すとんと綺麗に彼女の中に落ちる。
言葉から滲み出るインデックスの思いが、彼女の心を覆っていた暗霧を吹き払い、
そして乾いた大地に滴った水滴のように染み込んでいく。
言葉の通り、心が洗われるようだった。
自分の中に巣くっていたドス黒いナニカが、綺麗さっぱりと霧散していた。
代わりに残ったのは、『あたたかいもの』と『小さな棘があるもの』。
その二つが、心の中を節操なく転がり回っていた。
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