とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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605: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/09(月) 00:12:07.42 ID:zb1y6MLC0

当麻の言葉を聞き、土御門は苦しそうに首肯した。


彼の体の至る所に走っていたはずの裂傷は既に消え、失われる血液は無い。
しかし裂傷があったはずの場所には生々しい紫の斑点が残り、まるで打撲のような様相を呈している。
皮膚の部分の傷は『肉体再生』縫合されたものの、内部の血管は未だに破れているためだ。
滲み出た血液が皮膚の下に溜まり、痣のようになっていた。


更にはまだ痛みが残っているのか、もぞもぞと体を捩らせている。
まともに動けるようになるまでには、もうしばらく時間がかかるだろう。
無論それは『体を動かしても大丈夫』という程度のことであり、戦線復帰の観点から考えると絶望的だ。
本来であれば、今すぐにでも病院に連れて行かなければならないのだから。



土御門「助けられちまったな……ほんと、情けないにゃー……」

上条「そんなこと言うなよ。 お前こそ、俺を助けようとしてくれたんだろ? 情けないなんてことはねぇよ」

上条「いくら『肉体再生』があるからって、無茶しすぎだとは思うけどな」

土御門「無茶ばっかりしてる、カミやんには言われたくないぜい……」

上条「ほっとけ」




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