とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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633: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/05/23(月) 01:18:25.02 ID:+1M4Crvn0

眼球を真紅に輝かせ、異常にまで伸びた犬歯を剥き出しにした『人だったモノ』が周囲の人間に次々と食らいつく。
そして食らいつかれた者もまた、餓鬼のような呻き声を上げ、他の人間に襲いかかる。
狂気が狂気を産み、正気は狂気に飲まれていく。それはあたかも、細菌が増殖していくように。


その光景は、パニック映画のありふれた一場面のようであり。
故にそこには、『希望』などという都合の良いものなど存在しなかった。
たった一人を除き、村民のその全てが人を襲う怪物へと変貌したのである。


彼等は知る由もなかった。
その惨劇が魔術の世界で最も恐れられる生物の一つ、『吸血鬼』と呼ばれる存在の手よって引き起こされたのだということに。
自分達は吸血鬼の手によって、彼等と同じ存在にされてしまったのだということに。




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