とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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662: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/06/13(月) 01:35:23.49 ID:yRnDkTL00

シスターの付き添いで来た男。


そうだ。見た運命の中にそんな男の姿は影も形もなかった。だから男はその場に存在しないはずなのだ。
しかし、自分はその男のことを『能力の範囲外に位置する存在』として放置した。してしまった。


何故そんなことをしてしまったのか?
それは、自分自身の力に疑問を抱いていたからだ。信じきることができなかったからだ。


起きるはずのない『運命の回避』。
一年前のあの時から、自分は能力が見せる運命に対し懐疑的になっていた。
意識していたわけではないが、知らず知らずのうちに『運命』を一歩退いた視点から見るようになっていた。
それまで『運命とは絶対不可避なものである』と頑なに信じていたことの反動だろう。
一度自分を裏切ったものに、再び全幅の信頼を寄せるなどできるはずもない。
だから自分はその異常を、最も注目しなければならない情報を『ただの誤差』として認識してしまった。




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