とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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680: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/07/04(月) 01:14:26.98 ID:mJXyVP0+0

何でもないことかのように言う当麻を見て、パチュリーは肩を竦めた。


『聖人』だの『魔神』だの、人外とも言えるような輩と拳を交えてきた彼にとって、
『少しばかり力があって素早い』相手など、最早慣れたものだ。
『理解できる』という時点で、脅威の部類からは大凡外れるものと言える。
彼が相手にしてきた存在とは、それほどにまで常識とはかけ離れたものだった。


だが、それを理由にレミリア・スカーレットを舐めるようなことは決してしない。
上条当麻が立ち向かうのは『力』に非ず。相手の存在意義とも言える『信念』なのだから。



上条「パチュリー、辛いだろうけどサポートを頼む」

パチュリー「了解。 でもさっきも言ったけど、今の私にできることは限られるわ」

上条「大丈夫だ。 タイミングは任せる」



当麻はその言葉を最後に、悠然とした足取りでレミリアの方へと歩んでいった。
その足取りには怯えは見られない。両手を固く握りしめ、目の前の少女を見据える。




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