34: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:25:34.70 ID:8m/ElpKNO
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昼休み、まどかとさやかが屋上で食事をとっていると、約束通りキュゥべえがやってきた。
キュゥべえは、ふたりに魔法少女のことを一通り説明した。
QB「……まぁ、とりあえずこんなところかな」
まどか「えーと、ソウルジェムに、グリーフシードに、魔女の口づけに……」
さやか「……覚えることが多いなぁ」
丁寧な説明ではあったが、一度に理解するのは難しい。
契約しなければ必要のない知識ではあるが、契約するかどうかを考えるためには、やはりある程度知っておかなければならない。
さやか「それよりも、契約だよ。本当に、なんでも願いが叶うの?」
QB「もちろんさ。契約する人間の素質にもよるけど、大抵の願いは叶えられるよ」
まどか「……すごい話だよね」
なんでも願いが叶うというのはもちろん魅力的だが、だからこそ、そう簡単に決められるものではない。
少なくとも、今のまどかにはとても決められそうになかった。
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