442: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2021/09/26(日) 07:06:18.10 ID:t8r4Odp60
今度は杏子も、ほむらの言葉を否定しなかった。
杏子「わかってるよ。あたしもそこまでバカじゃない。あんたの言う通りだ。あんたの見てきた通りだ」
ほむら「……ッ」
杏子「まあ……無理だろうな」
ほむら「だったら!!」
懇願するかのようなほむらの叫び。
しかし、杏子の表情は変わらなかった。
もう、とうに覚悟は決まっていたのだろう。
杏子は、わずかな笑みさえ浮かべていた。
杏子「あたしが死ねば、今度こそ、あんたは完全に手詰まりなんだろ?」
ほむら「……?」
一瞬、意味がわからなかった。
しかし、次の杏子の言葉で理解する。
杏子「できれば、次はさやかのことも助けてやってくれよな」
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