18: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 00:30:52.95 ID:V+INWURXo
  
  ――なんて思ったのは、その瞬間だけで。 
  
 希「え? ……にこっち?」 
  
19: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 00:36:20.58 ID:V+INWURXo
  
 絵里「一応生徒会長だし、希からもあなたの話は聞いたことあるから名前くらいは知ってる」 
  
 絵里「だけど、それだけでしょう?」 
  
20: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 00:44:24.11 ID:V+INWURXo
  
  チャイムの音が遠い。 
  
  呆然と立ち尽くす私を、急ぎ足の生徒が追い抜いていく。 
  
21: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 00:45:55.35 ID:V+INWURXo
 ここまで 
 調べてみたらたしかにほぼ同名のSSがあった 
 たぶん内容はまったく違うから気にしない 
 次はまたそのうち 
22: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 20:48:09.22 ID:V+INWURXo
  
  そのまま回れ右してよっぽど帰ってやろうかとも思ったけど、結局そのまま校内へ進むことにした。 
  
  なにかの勘違いかも知れなかったし。……まあ、なにをどう勘違いしたらこうなるのかわからないけど。 
  
23: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 20:53:17.23 ID:V+INWURXo
  
  そして、王手がかけられた。 
  
 にこ「…………」 
  
24: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 21:01:49.56 ID:V+INWURXo
  
  しばらくして現れた担任教師に挨拶して、ホームルームを終えて、一時限目の始まる前の休み時間。 
  
  そういえば、と私はようやくスマホの存在を思い出す。 
  
25: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 21:05:50.21 ID:V+INWURXo
  
  私、一年前の世界に迷い込んだの? 
   
  昨日いなかったはずのこころやここあが家にいたのも。 
   
26: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 21:38:11.17 ID:V+INWURXo
  
  置き勉上等の精神が功を奏し、ほぼ手ぶらで登校した私もテキストがなく困り果てる、という事態は避けられた。 
  
  どこかで聞いたような授業―― 一年前、この場所で聞いたんだろうけど――をほとんど聞き流し、お昼休み。 
  
27: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 22:20:34.47 ID:V+INWURXo
  
 にこ(やば……泣きそう) 
  
  μ'sという居場所を手に入れた今だからわかる。 
  
28: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 22:40:29.57 ID:V+INWURXo
  
 クラスメイト「ちょ、どうしたの? 矢澤さん」 
  
 にこ「え?」 
  
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