ほむら「Enemy=Me」
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10: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/15(木) 09:46:12.01 ID:KNqYHUYXo

 私は頷く。
 そう、全部。
 私と、ほむらちゃん。
 ただそれだけ。
以下略 AAS



11: ◆2DegdJBwqI[saga sage]
2016/12/15(木) 09:50:27.86 ID:KNqYHUYXo
今日はここまで
久しぶり過ぎて、何文字書いてきたら一回の更新に丁度良いのか完全に忘れてしまっていた
多分3000〜8000くらいだな

一編目はまどかの記憶を埋め込んで作られた魔獣マドカ×悪魔ほむらです


12:名無しNIPPER[sage]
2016/12/15(木) 20:04:06.63 ID:e8x5UQ2CP


綺麗な情景なのにところどころに感じられる狂気の片鱗
綺麗な部分だけ切り取って綺麗な部品だけで綺麗な世界を作っているようで恐ろしいな


13: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/16(金) 11:23:39.67 ID:ZBdgAUZjo

3
 耳を澄ましても、澄まさなくても、私は存在しない音を聞くことがある。
それもただの音じゃなくて、多分誰かの声なのだろう。
だって私のことを呼んでいるから。
以下略 AAS



14: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/16(金) 11:29:02.95 ID:ZBdgAUZjo

4
 ほむらちゃんが、手芸道具一式をサプライズで買ってくれた。
ほむらちゃんから買ってもらえればなんでも嬉しいのはもちろんだけど、私は手芸が好きだから、特に嬉しかった。

以下略 AAS



15: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/16(金) 11:31:00.16 ID:ZBdgAUZjo

 ベッドの端で足をぶらぶらと前に投げだして、素材の生地と生地をちくちく頑張って縫い合わせている私の後ろで、
ほむらちゃんは赤ん坊がおんぶされるような恰好で私を抱きしめている。

 私の肩甲骨の辺りで交差した彼女の腕は、それぞれその先で適当な安住の地を得ていて、
以下略 AAS



16: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/16(金) 11:35:07.29 ID:ZBdgAUZjo

 人差し指で、下から始めて、一段一段、階段を踏みしめるように上へと向かう。
同じところを何度か執拗に往復したりもして、
まるで絵筆が白いカンパスに決められた色をちょっとずつ落としてゆくみたいに、丹精に肉体の輪郭を描く。

以下略 AAS



17: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/16(金) 11:36:59.48 ID:ZBdgAUZjo

 やがてほむらちゃんが、耳元に熱っぽい声で囁いてくる。

「こっちを見なさい」

以下略 AAS



18: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/12/16(金) 12:58:27.33 ID:ZBdgAUZjo

5
 夜遅くに帰宅したほむらちゃんは、玄関で突然泣き出した。
大号泣だった。玄関へ迎えに出た私を一目見て。
私は、何かあったのか、知らないあいだに私が悪いことでもしたのか、と訊いた。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2016/12/16(金) 13:03:03.24 ID:qrIRLA/RO
自分とは別に本物がいることを知ってるのか


20: ◆2DegdJBwqI[saga sage]
2016/12/16(金) 13:05:43.79 ID:ZBdgAUZjo
もうちょっと今日で進めるつもりだったけど、予想以上に書き進まないので、今日の投下はここまでにしておきます

今後は「恋敵は――本当の、私!?」みたいな展開になってゆく
多分


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