城ヶ崎美嘉「お姉ちゃんを目指して」
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160: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 00:03:41.61 ID:0Brk0Qto0

加蓮「むぅ……お姉ちゃんって、妹に対してはベタ甘かと思ったら、そうでもないよね」

美嘉「『甘えさす』のと『甘やかす』のは違うの」


そこをはき違えると、妹の成長に悪影響を与えてしまう。
お姉ちゃんとして、そんな愚かな過ちは犯さない。


奏「美嘉は重度のシスコンだけど、まともな思考も持ち合わせてるのが救いよね」


奏にしては言葉足らずな発言をする。
今の台詞だと、まるでアタシがまともでない思考も持ち合わせているかのように聞こえてしまうのに。

それはさておき。


美嘉「まあでも基本的には、妹に甘いけどね、アタシ★」


スプーンをテーブルに置き、アタシは左手で加蓮の頭を軽く撫でる。


加蓮「ん……」

美嘉「あからさまな演技でも、さっきの台詞は嬉しかったよ、加蓮♪」

加蓮「そ、そう? でもその……一部は嘘じゃないから、あれ」

美嘉「一部?」


一部ってなんだろう……あ、レモンフラッペが『それなり』って部分か。
さっきはああ言ったけど、誰にだって好みはあるし、それは仕方ないかな。




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