森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
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40: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:26:06.64 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜
しばらくすると、本当に凛さんは寝付いてしまったみたいで、薄い寝息がベッドから聞こえて来ました。
もりくぼもそろそろ森へ旅たつ時間です。

もう一回。
以下略 AAS



41: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:26:38.99 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜〜〜
女子トイレには誰もいませんでした。全部ドアが閉まってるけど、多分誰もいない……はず。

「よし……」

以下略 AAS



42: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:27:04.73 ID:Slcx/zS50
トイレの奥から鏡へと何往復したでしょうか。森久保がまた鏡に向かおうとしたその時。

「ああ!もう!うるさいな!さっきから何やってるんだ!!」
「ひぃぃぃいいいい!?!?!?」
「って、ノノじゃないか!?何やってんださっきから!?」
以下略 AAS



43: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:27:38.98 ID:Slcx/zS50
「うーん、鏡かぁ、鏡ねぇ……
そうだ!ノノ、ウチも手伝ってやるッ!」
「えぇぇぇ!?」

何を言いだすんでしょう。美玲さんが手伝うって……
以下略 AAS



44: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:28:09.79 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜〜〜
鏡の前に立っているのは、さっきの少女と、ビビッドピンクのフードと眼帯がチャームポイントの少女。

「ひえぇぇぇ……」
「大丈夫、手握っててやるから。怖がらなくていいぞ、ノノ」
以下略 AAS



45: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:29:42.36 ID:Slcx/zS50
そして何十分と経ったでしょうか。
「あっ!今鏡の中のノノと目があったッ!やった!目を合わせられたぞッ!」
「あっ、あっ、あぁぁぁぁ……」

やっと、やっと、鏡の中の美玲さんと目が合いました。
以下略 AAS



46: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:30:12.30 ID:Slcx/zS50





以下略 AAS



47: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:30:55.28 ID:Slcx/zS50
…………………………。

なぜかもりくぼはそのまま硬直していました。美玲さんに話しかけられるまで、ずっとそうしてしまっていたかもしれません。

「おぉ!自分と目が合わせられるようになったじゃないか!やったぞノノっ!成功だ!」
以下略 AAS



48: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:31:45.03 ID:Slcx/zS50
美玲さんにお礼を言って、もりくぼは再び仮眠室に戻りました。
日はてっぺんを超えて、そろそろ1時になろうとしていた頃でした。
あぁ、早く森に行かないと、仕事になっちゃう。

まだ寝てるだろう凛さんを起こさないように、私も隣のベッドにお邪魔して、そのままもりくぼの森儀式を始めたのでした。
以下略 AAS



49: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:32:28.15 ID:Slcx/zS50
……途端、寒さが私を襲いました。緑だと思っていた芝生には霜が降り、白色になっていました。
すかさず綿の実から靴下と靴を編んで履きました。ついでに空を羽織って紺色のコートを着込みます。

4匹の小さい火の小鳥をすぐ呼んで、森久保の周りを飛んでもらいます。

以下略 AAS



50: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:33:15.01 ID:Slcx/zS50
どれくらい走らせたでしょうか?吹雪の中は視界が悪いからソリに乗っても全く景色が代わり映えせず、退屈でさえありました。

火の小鳥たちを目の前にに侍らせて、勢い付いている吹雪の雪粒からもりくぼを守らせます。

そうしているといきなり雪の狼がキャウンと鳴いて、見当違いの方向へ跳ね飛ばされてしまいました。
以下略 AAS



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