【ミリマス】歌織「分かってます。音無さんにはナイショですね?」
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12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:37:57.76 ID:aEft37UE0

特にこれと言った理由も無いハズなのに、なぜだか無性に照れ臭い。
……私はしばらくもじもじとしてましたが、結局勇気をもって最後まで、しっかり彼に伝えました。

「『この馬、上品な感じが歌織さんにそっくりだと思いませんか?』って」
以下略 AAS



13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:38:56.29 ID:aEft37UE0

なんとなく決まりが悪くなって、真っ直ぐ彼を見られません。
向こうもソレは同じみたい。照れ臭くって、恥ずかしくって。

当選順を待つ時より、もっと大きなドキドキが耳元で鳴ってる気がします。
以下略 AAS



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:39:49.25 ID:aEft37UE0

「だから、この子がこの世に生まれたのは、プロデューサーさんあってこそで!」

「お、俺があってのこの子ですか……!」

以下略 AAS



15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:40:43.92 ID:aEft37UE0
===

「はい、はい、分かってますよ音無さん。寄り道せずに帰ってます! 
でもちょっとだけ、渋滞に巻き込まれちゃいまして――」

以下略 AAS



16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:41:33.93 ID:aEft37UE0

「愛する音無先輩に、小生嘘はつきません! あ、待ってまってよ呆れないで! 帰りますから切らないで――」

自分で言うのもなんですが、現役アイドルと一緒に居て、だけど心は全然余所を向いていて。
……なんだか悔しい気がします。負けてるような、つまらないような。
以下略 AAS



17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:42:31.20 ID:aEft37UE0

「本当に、お二人は仲が良いですね」

「遠慮がないってだけですよ。事務所で一、二の古株ですし」

以下略 AAS



18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:43:22.93 ID:aEft37UE0

「なるほど。確かにまぁ、縫製のバラつき具合で顔も違ってきますわな」

「どこの人です? その喋り方」

以下略 AAS



19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:44:28.99 ID:aEft37UE0

「むむっ!? こ、こいつぁ……!」

「どうしました? 決まりました?」

以下略 AAS



20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:45:17.01 ID:aEft37UE0

「プロデューサーさん」

「はい、なんです?」

以下略 AAS



21: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:46:17.11 ID:aEft37UE0

その言葉に、チクリと痛む胸の奥。

……だから、かな? 少し意地悪になってしまうのは。

以下略 AAS



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