荒木比奈「だらしない私」
1- 20
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/21(木) 21:26:30.54 ID:5qJPlXga0
 昂るのが止まらない。湧き出てくる想いを抑えられず、それにすっかり溺れてしまって。そうしてどんどんと昂ってしまう。

 プロデューサーに昂って。その昂りのまま、勝手に身体が動いてしまう。すりすり、擦りつく。むにゅむにゅ、押しつく。自分の意思とは関係なく……本心で自分の望む通り、そうしてプロデューサーを求めてしまう。


「アロマを焚いてみたり。ジャスミンティーを淹れて、チョコレートを出してみたり。似合わないのはわかってて、でもそういう努力もしてたんでスよ」

「本物の媚薬。とかそういうのは……手に入らないこともないんでしょうけど、でもそれを使うような勇気はなくて。だからそんな、媚薬みたいな効果があるらしいーなんてものを揃えてみたりして」

「まあ、プロデューサーはそこまで食べたり飲んだりしてくれませんでしたから。なかなか思ったようにはならなかったんでスけど」


 そこまで言って一旦止めて、唇を耳元へ。

 そしてそっと「おかげでいつも、私のほうばかり興奮しっぱなしだったんでス。プロデューサーを見送った後、いっつも一人で大変だったんでスからね……?」なんて囁いて。

 それにびくん、と震えたのを感じてからキスを落とす。小さく一瞬だけ、耳へ落とす誘惑のキス。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
10Res/9.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice