6: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 19:56:50.37 ID:u1+Fwgaf0
豊音「…………ふんふふ――あ」
白望「……」
どうも豊音は、見たまま鼻歌を抑えていたらしい。
つい声に出してしまったようで、「あ、いけない」とばかりに照れ笑い。
エイスリン「フフ……」
豊音「えへへー……」
それを見ていたエイスリンと顔を見合わせ、顔を赤くする豊音。
二人はちゃんと勉強しているからか、胡桃も何も言わない。
塞も宮守マザースマイルで見守るばかり。
昔馴染みの私には厳しく、新顔の二人には甘い……というわけでもないか。
怒られたのは、私の自業自得。
だとしても、しかし、どうにも解せない。
解せぬ。
エイスリンと豊音、のほほんとした二人が対面に座っていることも私の勉強がはかどらない理由の一つなので、私だけが怒られるのはなんだか納得がいかない。
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