31:名無しNIPPER[saga]
2017/11/16(木) 21:05:28.69 ID:/iEd3DI70
まるこ「…ひどいことするよ」
らいなー「なんの話だ?」
まるこ「さっきのだよ、別に…じゃんが好かれる機会をああやって潰さなくても…」
べるとると「君が言ってるのは、じゃんの話だろ。あれはジャンだ…じゃんの知らないうちに、知らない関係が築かれるのは、良くないと思うけど。」
らいなー「べるとるとの言うとおりだ。」
まるこ「…嘘つけよ、本当はじゃんに依存してるくせに。じゃんがいないと、優等生らしく振舞えないからそうやってじゃんを孤立させてるんだろ。」
べるとると「…」
らいなー「…まるこ、言葉は選べよ。俺たち友達だろ?」
まるこ「あぁ、友達だよ!そして僕とじゃんも友達だ!知ってるんだぞ、今まで二人がじゃんと仲良くなれそうな人達をじゃんから離してたことも!…良くないよ、こんなの…ッ」
べるとると「知ってたなら、ダメだと思うなら、どうしてもっと早く止めなかったんだ?」
まるこ「っ、」
らいなー「まるこ…お前も同じ穴の狢だ。黙ってろ、夢をかなえて医者になりたいならな。俺とべるとるとも、夢をかなえる。じゃんは俺らの夢をかなえようとしてくれてる…俺らは何も、じゃんに無理強いしたわけでもないんだぜ?あいつが選んだ道だ。」
まるこ「………」
べるとると「いいじゃないか。三人が夢をかなえて、親の期待に応えられるんだ。じゃんがその先で路頭に迷ったなら、その時は僕らで恩返しをしてあげればいいよ。」
まるこ「………間違ってるよ……」
らいなー「あぁ、間違ってる。だが…もう後戻りは出来ん。俺らは精一杯夢を叶えりゃいいんだよ。彼奴も俺らに囲まれてるおかげで成績は上位10位に入ってんだ…損ばかりしてるってわけでもない、これでいいんだよ。」
まるこ「………」
まるこ「………(ごめんよ、ジャン……)」
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