【ミリマス】紗代子「ワガママな私はアナタだけに」
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4: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/11/19(日) 19:46:56.84 ID:8QMfH7fA0

「プロデューサーは金銭管理がだらしない……と言うか、みんなにちょっと甘すぎます」

「甘すぎる? 俺が?」

「そうですよ! 差し入れとか、買い食いとか、大人組相手だと飲み会とか……。
以前から思ってたことですけど、ひと月分の生活費の中で、そういった交際費の占める割合が大きすぎるんじゃあないですか?」

「でもなー……みんな仕事やレッスンもよくやってるし、労いたくなるのが人情で――」

「それでプロデューサーの生活が立ち行かなくなるんじゃ困ります!」

ぴしゃり、男に対して言い放った。

「私の眼鏡と一緒ですよ。プロデューサーがいるからこそ、私たちもアイドルのお仕事を頑張れるトコがあるんですから」

「お、おう」

「アナタの存在そのものが、みんなを支えてるっていう自覚……。少しはちゃんと持って下さい。お願いですよ? 分かりました?」

まるでお節介な女の子が手のかかる幼馴染に言い聞かすように、
紗代子はたい焼きを手にしたまま、隣に座るプロデューサーへと詰め寄った。


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