6: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/12/12(火) 00:14:34.54 ID:7OfkqVDEO
【ミサト宅 リビング】
アスカ「ちょっとぉ〜? まだお風呂沸いてないじゃなぁ〜い!」
シンジ「あ……ごめん。忘れてた」
アスカ「ご飯食べた後に入るからスイッチ入れておいてって言ったのにぃ!」
シンジ「自分で押せばいいじゃないか」
アスカ「あんたがわかったって言うから信頼してまかせたのに。なぁ〜に、その言い草!」
シンジ「……わるかったよ」
アスカ「あぁ〜ぁ、見たいテレビ番組があるからその前に入ろうと思ったんだけどなぁ、今から沸かしてたら間に合いそうにないわねぇ」
ミサト「録画すれば?」
アスカ「ここにある録画機、先週に壊れたって伝えたけど?」
ミサト「……そうだったっけ?」
アスカ「家主がポンコツなら家電もポンコツね!」
ミサト「そりゃ申し訳ございません」
シンジ「どうする? お風呂、今沸かす?」
アスカ「ためといて。後で追い焚きして入るから」
ミサト「シンちゃん、先にはいっちゃいなさい」
シンジ「でも、洗い物ありますから」
ミサト「……アスカ」
アスカ「……?」ゴロゴロ
ミサト「ソファーで雑誌読みだしてないで。アスカが洗い物ぐらいしてあげなさい」
アスカ「えぇ〜〜〜〜っ⁉︎ なんであたしがぁっ⁉︎」
ミサト「たまにはそれぐらいしたってバチあたんないわよ。シンジくんは家事全般を一手に担ってるんだし」
アスカ「ミサトがすればいいじゃない!」
ミサト「あたしは家賃を払ってるのよ。家主として。いうなればあんたらは居候」
アスカ「横暴だわ! あたしはパイロットとしてネルフに従事してるのよ!」
ミサト「シンジくんだって、パイロットよ?」
アスカ「それはシンジが悪いのよ! 自己主張をはっきりしないから!」
ミサト「優しいからやってくれてるのよねぇ〜?」
シンジ「は、はぁ」
ミサト「それに比べて。今日ぐらいという言葉がでてこないもう一人の冷酷なこと」
アスカ「それを言う⁉︎ ヘルパーなり雇ったらいいだけの話でしょ!」
ミサト「ちょっち、お財布事情がねぇ〜」
アスカ「とにかく! あたしはい・やっ!」
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