ボク/ワタシが如何にして時間の夢を美穂さんと見るのか
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38:名無しNIPPER[sage]
2017/12/31(日) 20:45:06.52 ID:cO+HlQy0o

「ステーキでも焼き肉でもすき焼きでも好きなものなんでもいいよ!」

「お肉への偏りが凄いですね!」

「えへへ、お肉たっぷり食べて元気になってもらいたいなって。なんだか幸子ちゃん、疲れてそうだったから」

 微笑む美穂さんがまさに地上に舞い降りた天使のように見えます。いや、そもそも天使でした。大天使コヒナタミホエルと言えばこの穢れた世界に現れた唯一の光であり、崇拝すべき存在であることは疑いの余地もないことです。
 さて、しかし。当然の周知の事実に対する再認識はともかくとして。
 どうやら知らないうちに疲労の色が顔に出てしまっていたようです。美穂さんにはいらない心配をかけまいと思っていたのに、これではいけません。

「そうですね。今日は偶然飛鳥さんと出会ったんですが、相変わらず痛々しくてあの調子に合わせているうちに少し疲れたのかもしれませんね」

「へぇ、飛鳥ちゃんと会ったんだ。どんなお話をしたの?」

「大した話はしていませんよ。ボクは子供の頃とあまり変わっていないなんて、そんな失礼なことを言われただけです」

「あはは、確かに幸子ちゃんは昔とあんまり変わっていないかもね」

「はあ、美穂さんもそういうほどにボクって変わっていないんですか」



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