【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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299: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/07/14(土) 23:15:55.07 ID:ZxPhTSO60
思わず大きくなる声。
それとは対照的に私の隣のみほさんはどういうわけか怪訝な表情をする。
みほ「……友達?そういえば『エリカさん』って……」
小梅「あ、そうだ。みほさん私エリカさんと友達になれたんですっ!」
みほ「え」
エリカ「わざわざ言いふらすような事じゃないでしょ」
小梅「だって私嬉しいですから。嬉しい事は周りにも伝えたいじゃないですか。ねぇみほさ――――」
みほ「赤星さんズルいっ!!」
突然の大声。
最初、それがみほさんから発せられたものだとは気づけなかった。
小梅「え?ズ、ズル?」
みほさんは手をブンブン振りながら訴える。
みほ「私、まだエリカさんに友達だって言ってもらってないっ!!」
エリカ「だって友達じゃないもの」
みほ「赤星さんはっ!?」
エリカ「友達よ」
みほ「なんで!?私は!?」
まぁ当然の疑問だろう。
あれだけ自分との友好を固辞している人が、つい最近出会ったばかりの人とは友好を結んでいるのだから。
エリカ「あなたはライバルだもの。友達だなんて馴れ合い御免よ」
みほ「良いよ別に!?ライバルで友達だって良いでしょっ!?」
エリカ「嫌」
みほ「っ……もおおおおおおおおおおおおおおおエリカさんの馬鹿あああああああああああっ!!」
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