【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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434: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/08/11(土) 19:16:25.73 ID:K1R5xaRg0
みほ「私たち3年生は来年度高等部に進学しますが、この経験を忘れず全国大会10連覇を目指して尽力することを誓います」
ここにいる大体の3年生は、そのまま高等部に進学する。
そして待っているのは前人未到の10連覇がかかった全国大会。
今年の9連覇ですらどこも成し得ていない偉業であるのに、10連覇となればかかる期待はそれ以上だ。
そのプレッシャーを私が感じていないわけがない。
怯えていないわけがない。
だけど、今は一緒に進学するみんなのために。
私たちを待っている先輩たちのために。
みほ「そして後輩の皆さんはこれから中等部を背負う自覚を持ってください。あなた達が、未来の黒森峰を引っ張って行くのですから」
私たちの背中を見る後輩たちのために。
情けない姿は見せない。
頼りない隊長だったかもしれないけど、偉そうに聞こえるかもしれないけど、
最後くらいはちゃんとした姿を見せよう。
震える手で持った杯を高く掲げる。
みほ「だけど今日は、ここにいる全員で勝利を祝いましょう。皆さん――――乾杯<プロースト>!!」
『乾杯<プロースト>!!!!!』
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