【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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583: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/10(土) 22:19:34.50 ID:84Q0qfUC0


みほ「普段から使える物が良いなぁって思って」

エリカ「ハンドタオルね……あなたにしては良いセンスしてるじゃない?」

みほ「それ褒めてるの?」

エリカ「褒めてるわよ。手触りも良いし……」

小梅「色もパンツァージャケットに合わせられますね」

みほ「というか、パンツァージャケット着てる時に使ってもらいたいからね」



戦車の中というのは想像以上に蒸し暑いものだ。

夏はもちろん冬だって人の熱気となによりもエンジンの熱がこもって酷い暑さになる。

そんな時に汗を拭えるハンカチがあればと。



エリカ「プレゼントに気を使いすぎじゃない?」

みほ「プレゼントだから気を使うんでしょ」

エリカ「それは……そうね」

小梅「ほらほら、みほさんだけずるいですよ。次は私の番です」



割って入るように赤星さんが身を乗り出して、両手に持った小箱をエリカさんに差し出す。



小梅「私からはこれです」



小さな箱をまるで結婚指輪を差し出すように開く。

その中に鎮座しているのはシルバーのレディース腕時計。

小さく可愛らしい見た目と、気品を感じる色合いが安物ではない事を私たちに語り掛けてくる。



エリカ「……ちょっと、これ高くなかった?」

小梅「まぁ、少しだけ……」

エリカ「だめよ、こんなの受け取れないわ。ほら、あなたの方が似合って……」

小梅「エリカさん」


ピシャリと、エリカさんの言葉を遮る。





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