【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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584: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/10(土) 22:23:04.27 ID:84Q0qfUC0


小梅「その時計は、私がエリカさんに付けて欲しくて、エリカさんに相応しいものを選んだつもりです。気に入らないのであれば仕方がないですが、

   遠慮して受け取らないだなんてやめてください。……私の気持ちは邪魔でしたか?」

エリカ「……ずるいわよそんな言い方」

小梅「知ってます。まぁ、エリカさんに言われる筋合いはありませんが」



まるで意趣返しのように悪戯っぽく笑う小梅さん。

エリカさんはそれに応えるようにふふん、と鼻を鳴らす。



エリカ「そうね。わかった。プレゼント、ありがたくいただくわ」

小梅「ええ。そのために贈ったんですから。それに高いと言ってもあくまでプレゼントとしてはってだけで、時計としては相応のものですよ」

エリカ「わかったから。……ほら、どう?」


エリカさんは私たちに見えるように、手首に巻いた腕時計を掲げる。

小さな腕時計が電灯の明りを反射してシルバーの輝きと共にその存在を主張する。


小梅「よく似合ってますよ」

みほ「うん、エリカさんにピッタリ」

エリカ「……もう」

エリカさんははにかむ様に笑うと、視線を時計に落として何度も何度も、その輝きを楽しんでいた。





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