【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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586: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/10(土) 22:27:32.73 ID:84Q0qfUC0
みほ「ハンカチに」
小梅「腕時計に」
エリカ「万年筆……あなたたちのプレゼント、普段使いできるのばっか選んできたわね」
エリカさんは3つのプレゼントを眺めながらそう指摘する。
対する私たちはその言葉にガッツリと思うところがある。
みほ「あー……それはたぶん」
小梅「エリカさんに長く使ってもらいたいからでしょうね」
その言葉にエリカさんはじっと私たちを黙って見つめる。
その視線に私たちは白状するように語りだす。
みほ「色々考えたんだけどさ、初めて贈る誕生日プレゼントだから」
小梅「できるだけ長く、そばに置いてくれるようなものを。そう思いまして」
だから一生懸命選んだ。
品質はもちろん色合いまでしっかりと考えて。
エリカさんにとって日常の一部になってくれるように、そう思って。
……まさか3人とも同じコンセプトでプレゼントを選ぶとは思わなかったけど。
エリカ「……もう、次のあなたたちの誕生日プレゼント、適当にできないじゃない」
呆れと照れ笑いが入り混じった言葉、元より適当にするつもりなんてないだろうに。
でも、期待を煽ったのならそれに応えるのも礼儀だ。
みほ「期待してるよエリカさん?」
小梅「なんなら希望出しておきましょうか?」
エリカ「はしたない事言うんじゃないの。……ちゃんと考えておくわよ。……二人とも」
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