美希「エンジェルのAは愛してるのA、なの」
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12: ◆a/VLka4bp3Eo
2018/06/16(土) 13:55:44.98 ID:NSDqj0DG0
「ほら可憐と麗花も帰れ」
「は、はい、ごめんなさい……」
「泊まってもいいですか、プロデューサーさん!」
「隣に女性用仮眠室あるからそっちに行け。ついでに美希も連れてってくれると助かる。
 あと茜はちゃんと帰れよ」
「ちぇっ。まあでも賢い茜ちゃんはプロちゃんのナデナデチャンスを無駄にしたくないので帰る!」
「逃がしませんよ〜」
「なんで!?」

 姫たちの騒動がどうなったかはわからないが、また別の一幕もあるかもしれぬ。

「ん、プロデューサー、まだいたんだネー」
「なんだ、エレナまで……本当、今日は何かあったのか?」
「ワタシはコトハとハルカの手伝いだヨ。もう終わったから帰る準備」
「そっか、悪いな、というか後片付け……忘れてた」
「ま、大丈夫だヨー。本人たちも自分でやるっていってたし。
 それに、プロデューサーはもっと大変な後始末、残ってるでショー?」
「え?」

 間抜け面をする男。
 答えはポンポン、と鳴った携帯が教えてくれた。

 メッセージ:豊川風花
『なんで追いかけてくれないんですか』

 メッセージ:桜守歌織
『もうアイドルやめます』

 さて、こんな二人の機嫌を直すために、土日に彼女らとの飲み会が企画されるわけだが。
 それはまた別の話。 



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