26: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/20(水) 20:25:20.04 ID:bc+j41HO0
  
 すっくと腰を上げたならプロデューサーの背後へ回り、 
 疑惑の頭頂を確認するため後ろからむんずと捕まえた! 
  
 瞬間、男は金縛りにあったかのように全ての動きをピタリと止める。 
27: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/06/20(水) 20:25:59.95 ID:bc+j41HO0
 ここまで。 
28:名無しNIPPER[sage]
2018/06/20(水) 20:29:04.33 ID:mAx75EwnO
 乙 
 過激なスレタイに反して微笑ましいSSですね 
29:名無しNIPPER[sage]
2018/06/20(水) 22:12:12.41 ID:piPj+st+0
 一瞬なんで響いるのって思ってびびった 
30: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/22(金) 21:48:47.49 ID:KEuP8EvK0
  
 それに遺伝的観点から見ても自分はまだまだ大丈夫……などと、 
 プロデューサーが自らに言い聞かせていたその時だった。 
  
 「あっ」と星梨花の探索が止まり、次いで「あたっ!?」と男が情けない声を上げる。 
31: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/22(金) 21:51:11.19 ID:KEuP8EvK0
  
 「じゃあやっぱりプロデューサーさんは、シラミを飼っていたんですね?」 
  
 「う〜ん、あんまり想像したくないけど」 
  
32: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/22(金) 21:52:56.34 ID:KEuP8EvK0
 ===3. 
  
 こいつはとんでもないことになったぞと、 
 プロデューサーはこれまでの話の流れを顧み嘆息した。 
  
33: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/22(金) 21:55:24.62 ID:KEuP8EvK0
  
 しかし、その舞台を太陽光照りつける青空の下のビーチではなく、 
 タイル張りの壁や床に照明を反射する密室に置き換えればどうか? 
  
 ……手段はすこぶる健全であるはずなのに、何やらとっても如何わしい。 
34: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/22(金) 21:57:18.39 ID:KEuP8EvK0
  
 星梨花の操るシャワーによって、 
 幽霊の如く前髪をしとしとに垂らした響が言う。 
  
 「うぅ〜、ホントに覚えが無いの?」 
35: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/06/22(金) 21:59:15.73 ID:KEuP8EvK0
  
 「そうなの? その割には笑顔が胡散臭いって評判だけど」 
  
 「だ、誰が一体そんなこと。心外だなぁ」 
  
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