キョン「お詫びに足を舐めてやるよ」佐々木「全然懲りてないみたいだね」
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17:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:50:39.45 ID:qbbaPnCn0
佐々木「……は?」

目を丸くして、首を傾げる佐々木。
当然の反応だ。耳を疑っている様子。
俺自身、自分が何を言ってるのかわからない。
事もあろうに、漏らしている姿が見たいなど。
完全に頭がおかしい発言だ。自覚はあった。

だがしかし、既に賽は投げられたのだ。
今更引き返すことは出来ない。
こうなったら、やるだけやってみるさ。

キョン「実を言うと俺もお前に失望している」

佐々木「へっ? ど、どうして……?」

よし、食いついたぞ。

キョン「ハルヒは漏らしてくれたのにお前が漏らさないなんてどうかしていると思わないか? あまりがっかりさせないでくれよ、佐々木」

どうかしているのは、紛れもなく俺の方だ。
しかし、今の佐々木はそれに気づけない。
俺が失望されてショックを受けたのと同様に、今度は佐々木がダメージを負った。
旧友に失望されるのは、それほどキツい。
だからこそ、焚き付ければ、ほら簡単に。

佐々木「ぼ、僕だってお漏らしくらい朝飯前さ! あまり見くびらないでくれたまえよっ!」

まったく、チョロい神様がいたもんだ。


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