佐々木「やぁ、キョン。待ちくたびれたよ」キョン「佐々木……何してるんだ?」
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11:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:23:09.84 ID:sSMsKf7k0
佐々木「もし、僕が誰かに告白されたとして」

アイスを食い終えて、しばらく沈黙が続いた。
すると、ようやく涼しくなった夜風に乗って、佐々木の要領の得ないたとえ話が耳に届く。

佐々木「告白してきた彼は、何を思って僕なんかを選んでくれたのだろうね?」

さてな、俺には知る由もない。

佐々木「そうだね。キミは僕に告白なんてしてくれない。故にその人の気持ちはわからない」

佐々木はわりと変わった奴だ。
それでいて、大して浮いていたわけでもない。
女子同士では口調もまともで普通だった。
一人称で僕と名乗るのは男子の前でのみ。
それは恐らく、異性と認識されたくないから。
だから俺も、意識せずにつるんできた。
そのスタンスが今現在も変わっていないなら、どうしてその彼とやらは告ってきたのか。

佐々木「要するに、見た目や印象なのではないかと思う。女としての魅力はカケラもないと自負しているが、目鼻立ちはそれなりに整っている自信は僕にもあるのさ。おかしいかい?」

ポンポンと薄い胸板を叩きながら尋ねられても反応に困る。まあ、顔立ちは整っている。
むしろこれで整っていなくて普通未満ならば、俺の顔面偏差値が悲惨なことになるだろう。


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