佐々木「やぁ、キョン。待ちくたびれたよ」キョン「佐々木……何してるんだ?」
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4:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:05:37.15 ID:sSMsKf7k0
キョン「奢ってやっても良かったんだがな」

佐々木「おや? あとからそんなことを言うのは卑怯だよ。是非会計前に進言して欲しかった」

卑怯も何も、真っ先にレジに向かったのは佐々木であり、俺は後を追う立場だった。
その迅速さは、俺が切り出すタイミングを奪うものであり、奢られる気はないように見えた。

佐々木「しかし随分奢り慣れているようだね」

キョン「ハルヒに仕込まれたからな」

佐々木「ふむ、要するにキミと涼宮さんはよく食事や買物を共にする仲なのかい?」

そんなわけないだろう。
奴に奢らされる機会と言えば、もっぱら土曜日開催のSOS団不思議発見ツアーに他ならない。
ハルヒと2人でショッピングなんてありえん。

佐々木「やれやれ、キミも相変わらずだね」

呆れつつも、何故か少し嬉しげにくくくっと含み笑いを漏らす佐々木。完全に揶揄っている。
癪に障ったので乱暴にアイスの袋を破り捨ててさっさと食っちまおうと思ったのだが。

佐々木「待ちたまえ。せっかくだから近くの公園で一緒にアイスを食べようじゃないか」


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