佐々木「やぁ、キョン。待ちくたびれたよ」キョン「佐々木……何してるんだ?」
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6:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:11:01.45 ID:sSMsKf7k0
どうやらこの公園に来る以前に刺された様子。
となると、コンビニのベンチが現場だろう。
つまり、その原因は待たせたからに他ならず。

佐々木「責任を取るつもりはあるかい?」

有無を言わさぬ柔らかな微笑。迫力満点だ。

キョン「どう責任を取れと?」

佐々木「毒を吸い出してくれたまえ」

そう命じて、腕を突き出す佐々木。
俺はポカンと間抜けに口を開いて固まった。
一拍おいて、脳みそがフル回転。考える。

毒を、吸い出す? なんだそれは。
恐らく、蛇やハチには有効な手法だろう。
しかし、蚊の毒に果たして効くのだろうか。
いや、そんなことよりも問題がある。
刺された箇所は、どうやら二の腕らしい。
そこを吸う? 誰が? 俺が? Why? 何故?

佐々木「キョン、痒くて堪らないんだ」

耳元で囁かれて我に返る。
いつのまにか佐々木が接近していた。
もどかしそうな表情が痒さを示していた。
患部もぷっくり膨れて痛ましい。
一刻も早く、救ってやらねばと、決意した。

キョン「わかった。俺に任せろ」


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