佐々木「やぁ、キョン。待ちくたびれたよ」キョン「佐々木……何してるんだ?」
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7:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:13:03.53 ID:sSMsKf7k0
さて、困ったことになったぞ。
任せろとは言ったものの、勝手がわからん。
どうしたものかと逡巡していると。

佐々木「気にすることはない。ひと思いにやってくれたまえ。カプッと、ほらほら早く」

急かすなよ。
俺にだって心の準備をさせてくれ。
これまでの話の流れで薄々感づいているかとは思うが、佐々木の性別は女である。
吸血鬼じゃないんだから女の柔肌にカプッと噛みつくには、それなりの勇気を必要とする。
それにしても美味そうだなあ、おい。

佐々木「よだれが垂れてるよ?」

おっと、いかんいかん。
本当に吸血鬼化しちまいそうだ。
それほど、佐々木の二の腕は食欲を唆った。

キョン「本当に、いいんだな?」

佐々木「もちろんさ。親友のキミにだったら僕は、たとえ吸い尽くされても構わないよ」

おいおい、冗談でもそんなこと言うなよ。
列福した聖人だって、吸血鬼化しちまうぞ。
ましてや一介の男子高校生の理性のタガなんざ、一発で吹っ飛んじまうに決まってるだろ。


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