真壁瑞希「恋するアセロラ・サイダー」【ミリマスSS】
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26: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2018/11/12(月) 22:57:51.44 ID:3wSsqTkg0

「後はそうだな......。」

 プロデューサーの視線が私の足元から頭の頂点へと動き、そして私の目をとらえた。真剣な眼差しだから、胸の鼓動が早くなる。

「瑞希って普段から青とか寒色の服かモノクロの服をよく着るよね。そのままだと単調というか地味な感じになるけど、フリルの付いたシャツを選んでるから、華やかだし、何より可愛らしいよ」

「そ、そうですか」

「うん。パッと見た感じは落ち着いてるけど、よく見たらちゃんとアクセントや表情があって......。って、なんだか瑞希みたいだな。無表情のようで実はコロコロ表情が変わって可愛いところが」

「ぷ、プロデューサー、これ以上褒めないでください。嬉しいけど、それ以上に恥ずかしさで蒸発しそうです。」

 いつの間にか自分自身のことも可愛いと言われ、顔に火がついたのではないかと思えるほど熱くなる。

 でも、私のことを、本当によく見てくれてるな。

「あはは、ごめん。でも、本当によく似合ってるから、自信を持っていいよ」

 彼はニコニコ笑って、私に言った。

「プロデューサー、ありがとうございます。……よかった」





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