ヴァイス「少々席を外したいのですが」ターニャ「何故だ?」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/23(金) 23:23:45.63 ID:i37PCr8J0
「さて、ヴァイス中尉」
「はっ!」
「残るは貴官が率いる第二中隊と、私が率いる第一中隊の精鋭のみとなったわけだが、ここらで私は一足先に退場しようと思っている」
「それは、どういった意味でしょうか?」

言われた意味がわからず、困惑する副長。
副官であるセレブリャコーフ少尉も怪訝な面持ちで、デグレチャフ少佐に真意を伺った。

「少佐、先に退場するというのは……?」
「言葉通りの意味だ。私もそろそろ限界でな」
「少佐殿が、漏らす……?」
「ヴァイス中尉、言葉を謹んでください!!」
「いや、構わん。中尉の言う通りだからな」

ふんっと、つまらなそうに鼻を鳴らして。
ヴァイス中尉の発言を肯定した。
デグレチャフ少佐が、お漏らしをする。

「少佐! すぐにおトイレに行きましょう!」
「それはならん。裏切り者になってしまう」
「ですが、このままでは……!」
「私もひとりの軍人として、漏らすだけだ」

必死に説得するセレブリャコーフ少尉。
それでも、デグレチャフ少佐は頑なだった。
どうにかして、少佐をお救いしないと。
藁にも縋る思いでヴァイス中尉に泣きついた。

「ヴァイス中尉、このままでは少佐が!」
「すまん……俺には何も出来ない」
「そんな。中尉なら少佐を担いででも……」
「……俺は、少佐が漏らす姿が見たいんだ」
「……えっ?」

下剤によって生じた極限状況は、ついに、第二〇三航空魔導大隊に大きな亀裂を発生させた。


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