ヴァイス「少々席を外したいのですが」ターニャ「何故だ?」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/23(金) 22:47:12.47 ID:i37PCr8J0
「とはいえ、全てが諸君らの所為というわけではなく、今回このように残念な結果となってしまったのは、大隊を率いる私の監督責任であるとも言える。よって、私自身も同じく下剤を服用し、戦友と苦しみを分かち合うことにした」

ざわっと、どよめきが起こる。困惑が広がる。

「おや? 意外かね? 私だって腹くらい下すさ」
「まさか少佐殿も腹を下しておられるとは……」
「ヴァイス中尉、私も貴官と同じ人間だ」
「しかし、俄かには信じられません」
「何故だ? 私が年端もいかぬ幼女だからか?」

理解は出来ても飲み込めずにいる戦友に、デグレチャフ少佐は噛み砕いて、辛抱強く諭した。

「よく聞け。幼女だって糞をするのだ」
「しょ、少佐! それ以上はおやめください!」
「何故止める、セレブリャコーフ少尉」
「少佐のお口が汚れてしまうからです!」
「幼女が糞と発言して何が悪いっ!!」
「少佐の副官として見過ごせませんっ!!」

頭の固いセレブリャコーフ少尉に辟易として、デグレチャフ少佐はヴァイス中尉に尋ねた。

「ヴァイス中尉はどう思う?」
「自分は上官の言葉を信じます」

模範的な回答をする、隊長に忠実な副長。
セレブリャコーフ少尉は信じられないと言わんばかりに金切り声をあげて副長に詰め寄った。


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