本田未央「うちの兄貴の華麗なる(?)日々」
1- 20
11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/11(金) 20:21:55.76 ID:6bUZbsq+0
ガタッ! と大きな音がして、そちらを見ると新田が椅子から立ち上がっていて、何故か周りの女子は青ざめていた。
新田はツカツカとこちらに大股で歩いてきてこう言った。

『貴方…本田くん、だったかしら? よく聞こえなかったからもう一度言ってくれない?』

浮かれていた俺は愚かにもまた言ってしまったんだ、『広島出身ってことは毎日広島焼き食べたりするの?』ってな。
次の瞬間、目の前に星が見えた。
新田の奴が俺のネクタイを掴んで引き寄せながら頭突きをしたんだ。

『ねぇ本田くん? 広島にはね、“広島焼き”なんて食べ物は無いの』

『関東の人に多く知られている大阪風のお好み焼きとは確かに作り方が少し違うわ? でもね、あれは“お好み焼き”なの』

『いい? “広島焼き”じゃないの、“お好み焼き”、覚えてね?』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
57Res/42.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice