悪魔「私はあくまで、悪魔ですので」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/03(土) 00:56:20.96 ID:+bo6H8JxO
「はい。脱いじゃいました!」
「えっ……?」
「今なら丸見えですよ〜?」

衛兵は耳を疑った。耳の穴をかっぽじった。
悪魔は脱いじゃったらしい。嘘だろ、おい。
今なら丸見えらしい。それは本当だろうか。
非常に気になる。ならば、確認すればいい。
ちょっとだけ、ほんのちょっと薄めを開け。
悪魔の悪魔的な胸部に目を向けた、その時。

「ざぁああんねんでしたああああっ!!!!」

悪魔は闇の衣を纏い直して、魔眼を発動した。

「うあっ……!?」
「ふぅ……手間をかけさせてくれましたねぇ」
「も、申し訳、ありませんでした……」
「魅了して謝らせても全然スッキリしません」

自らの操り人形と化した衛兵の謝罪では悪魔は満足せずにパチンと指を鳴らし魅了を解いた。

「うっ……俺は、いったい……?」
「どうでした? 魅了された気分は?」
「まるで家畜の気分だった……」
「お似合いじゃないですか! また家畜になりたいのなら、すぐにならせてあげますよ〜?」
「や、やめてくれ!?」
「それなら早く、私と契りを結んでください」
「わ、わかった! 言う通りにする!」

悪魔の誘導尋問ならぬ誘導拷問に心を弄ばれ折られた衛兵は仕方なく契りを結ぶことにした。


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