27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:50:58.12 ID:T5VGsdE90
千早「あ、いいえ、違うの。上手くいってないのはダンスじゃなくて、寧ろ歌の方で……」
響「へっ? そうなの?」
伊織「あら……。珍しいこともあるのね。あんた達が上手く歌えないなんて……。
私も何度か聞かせてもらったけど、そんなに難しい曲だったかしら?」
伊織の言葉に、千早は目を伏せてしまう。
こんな千早は久しぶりに見る、と伊織と響は心配そうに互いに目を合わせた。
しかしすぐに表情を崩して、
伊織「さっき響も言ってたけど、話くらいは聞いてあげるわ。
一人で悩んでるくらいなら、さっさと話しちゃいなさい。
その様子だとプロデューサーにも相談してないんでしょ?」
千早が顔を上げると、優しい笑みを浮かべた伊織と、その後ろでうんうんと頷く響が目に映った。
それを見てようやく、千早の表情にも笑みが戻る。
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