静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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28:名無しNIPPER[saga]
2019/10/06(日) 20:53:09.15 ID:T5VGsdE90
千早「二人とも、ありがとう……。相談とは少し違うのだけれど、一つ、お願いをしもいいかしら」

響「もちろんなんでも言ってよね! カンペキな自分がどんなお願いでも叶えてあげる!」

伊織「私はなんでもとは言わないけど……。聞くだけ聞いてあげるわ。お願いって何なの?」

千早「その……。今度の公演で私が静香と歌う曲、あれを今から、私と歌ってみて欲しいの」

えっ? と響と伊織の声が重なる。
千早の頼み事は、それだけ二人の想定の外であった。
伊織は意表をつかれながらも、千早の真剣なまなざしを受けつつ発言を咀嚼し、
それから浅くため息をついて言った。

伊織「悪いけど、私は無理よ。今からっていうのはさすがにね」

響「えっ! なんだよー伊織、冷たいぞ!」

伊織「しょうがないじゃない。何度か聞いたって言っても、覚えられるほど聞いたわけじゃないんだから。
  ちょっと時間をもらえればいけると思うけど、私はこのあと別の予定が入ってるもの」


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