静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:19:18.17 ID:T5VGsdE90
静香「……千早さん?」

沈黙に耐え兼ね、静香は口を開く。
それを合図にしたかのように、ここで初めて千早が顔を上げた。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:20:47.63 ID:T5VGsdE90
静香「そ……そう、なんですか?」

千早「もしあなたに何か意見があるなら聞かせてちょうだい。
  初めから二人で練習した方がいいと思ったのなら、話し合って決めましょう」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:22:07.26 ID:T5VGsdE90
P「ただ、千早はいつ二人で歌うかまでは決めてなかったよな。
 あまり長く時間を取り過ぎるのも良くないだろうから……一週間が目安かな。
 あとで千早にもそう言っておくよ」

静香「一週間……。その間に、私は自分のパートを完璧にしないといけない、とことですね」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:23:41.50 ID:T5VGsdE90



数日後

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:25:29.39 ID:T5VGsdE90
未来「えーっと、最後の方にあった、『君に憧れ〜君を待ってて〜』ってとこ!
  あそことか、静香ちゃんと千早さんっぽいなって!」

翼「そんな歌詞だっけ? なんか違わない?」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:26:33.15 ID:T5VGsdE90
静香「それより、二人とも何しに来たのよ? 何か用事があったんじゃないの?」

翼「んー、用事って言うか、ちょっと静香ちゃんのレッスン見学しようかなーって」

未来「翼が暇そうだったから私が誘ったんだー♪」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:27:39.42 ID:T5VGsdE90



静香「――ふぅ……。今のはどうだった? Bメロの入りを少しだけ変えてみたんだけど」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:28:46.23 ID:T5VGsdE90
静香「そ、そんなことないわよ! 未来の意見もちゃんと参考にしてる!」

未来「うそだー! 私の時と反応が全然違うもん!」

静香「う……し、しょうがないでしょ! だって未来ったら、『かっこいい』しか言わないんだから!」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:29:47.70 ID:T5VGsdE90



――曲をもらってからの数日間。
静香は毎日、一生懸命に練習した。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:31:44.45 ID:T5VGsdE90
P「でも静香、お礼を言うのはまだ早いぞ。
 千早とはまだ一度も合わせてないわけだし、それに本番だってまだまだ先なんだからな」

静香「わ、わかってますよ! けど、大丈夫です。
  明日もきっと……いいえ、絶対に完璧に歌ってみせます。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:34:18.94 ID:T5VGsdE90
そうして、いよいよ当日。
一週間、千早の提案の通りに二人はそれぞれ個別で練習を重ねた。
その成果を出すのが今日この日。
千早と初めて二人で歌う日……静香にとっての、もう一つの『本番』の日。

以下略 AAS



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