桃「シャミ子を走らせてたらシャミ子が倒れた」
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15:名無しNIPPER[sage]
2019/10/20(日) 23:57:58.84 ID:06K62MaI0
────

 時間にすると、数分も経っていないくらいだった。だんだん落ち着いてきた私たちは、なんとなく気恥ずかしくて、ちょっと近づきすぎた距離をどちらともなく離したのだった。

「私ね、シャミ子が倒れて、病院に運ばれて……前から体が弱かった事を知って……その時は、もうシャミ子にかかわらない方がいいって思ったんだ」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2019/10/20(日) 23:58:37.07 ID:06K62MaI0
「ええ!? なんでまた!」
「なんて言えばいいのか……私、もともと相手に合わせるのとか苦手だから、きっと、今後も同じ様な事が起こるんじゃないかなって。それで、またシャミ子が危険な目に遭って、そのまま死んでしまったら……私は、もう耐えられる自信が無い」
「あれはっ、私もいけると思っていたから……」
「そういう問題じゃないよ。ケースが違っても、似たような条件が揃っちゃう事はあり得るから。それに、今はそう思ってないんだ」
「あっ……そうなんですか。よかった……」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2019/10/20(日) 23:59:09.63 ID:06K62MaI0
だから、シャミ子と何かする時は、まずご家族さんと相談してから。」
「お、お母さんですか」
「そう。あの人は、色々と情報をたくさん持ってる。シャミ子の事もそうだし、しっかり腰を据えて話をする必要がある。それと、何があってもシャミ子を守れるように、私も色々勉強しようと思う」
「えっ……桃が……? そんな、悪いですよ! しかも勉強って」
「これでも物を覚えたりするのは得意な方だから」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage]
2019/10/20(日) 23:59:49.64 ID:06K62MaI0
さらりと暴露されたシャミ子の私への印象に少なからずショックを受けながら、今後の方針を伝える。ちなみに、学校での成績を教えるとたぶん今までで一番驚かれた。なぜ。

とにかく、やる事は山ほどあった。清子さんとの対話に、勉強に、姉の捜索。シャミ子が他の魔法少女に狙われる可能性だって、まだまだある。逃げる事は、とても簡単だ。それでも、私は向き合おうと思う。

それが、この子への贖罪にもなると思うから。


19:名無しNIPPER[sage]
2019/10/21(月) 00:02:00.61 ID:8JzmgS2A0
以上です。まちカドまぞく、一歩間違えれば闇落ちスレスレな綱を渡り続けてる気がするよねというアレでした。

ちなみにシャミ子が倒れたのは魔翌力がアレしてアレした結果ですので実際大事には至っておりません。魔翌力が足りなくなった結果たぶん心臓かどっかが弱っちゃったんじゃないかな。


20:名無しNIPPER[sage]
2019/10/21(月) 04:37:49.61 ID:WPgIP8xOo
いやその前になんで桃が清子さんに会えるんだ?


21:名無しNIPPER[sage]
2019/10/21(月) 06:50:48.62 ID:vSs4ZmV4o
おつわ


22:名無しNIPPER[sage]
2019/10/21(月) 13:05:44.77 ID:afLEVx2Go
>>20
こまけぇこたぁ(ry


23:名無しNIPPER
2019/10/21(月) 15:55:29.06 ID:FIFwaIvq0
シャミ子らは高校生なんだが


24:名無しNIPPER[sage]
2019/10/21(月) 20:53:02.07 ID:+gcvsHD9o
シャミ子に角が生えなかった世界線


25:名無しNIPPER[sage]
2019/10/22(火) 09:45:09.78 ID:SvOKSEGco
後書きで解説してるの好きじゃないなー
作品内で書けと


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