ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ドラ子・マルフォイ「……はい」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/07(土) 21:19:27.61 ID:kNKMPaOnO
「では、その闇の帝王の手から逃れた、生き残った男の子についてはどこまで知っておる?」
「たしか私と同い歳であったと記憶してます」
「そうだ。そして私が集めた情報によると、その子供も明日、ホグワーツに入学するらしい」
「そ、それは真ですか、お父様!」
生き残った男の子。
闇の帝王が放った死の呪文を跳ね除けた際に、額に稲妻の傷を負ったと言われている。
魔法界においては伝説のような存在だった。
そんな男の子と同じ学校に入学して共に机を並べられることにドラ子は興奮を隠し切れない。
「これドラ子、浮き足立つではない」
「あぅ……も、申し訳ありません」
急にそわそわし始めた娘に嘆息して窘めつつ、ルシウスはその子供の危険性に言及した。
「長い魔法史において死の呪文を跳ね除けた者はその小僧しかおらん。極めて危険な存在だ」
「そうでしょうか……?」
「用心するに越したことはない。とはいえ、悪戯に刺激するのは悪手だ。さあ、どうする?」
マルフォイ家の一人娘であるドラ子は貴族としてのやり方を教え込まれており、父からの問いかけに対して、すぐに答えを導き出した。
「味方に引き込むのが上策、でしょうか?」
「そうだ。もし敵対するようなら排除しろ」
「はい、お父様。マルフォイ家の名にかけて」
味方となれば良し。でなければ、即刻排除。
それが貴族のやり方でありそれしか知らない。
恭しく父に一礼してドラ子は気を引き締めた。
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