長富蓮実「その名は、ハスラー♪」
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4: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 13:21:38.09 ID:G9OiTGlK0
 気がつけば、彼女は頬を赤く染めて俺を見ていた。
 そう、いつの間にか俺は彼女を凝視していた。

蓮実「し、失礼します」

 LDを胸に抱え、レジへと向かおうとする彼女を俺は必死で呼び止めた。

P「待ってくれ! 君、名前は?」

蓮実「え? あ、あのう……」

P「いや、俺は怪しい者じゃない」

 言いながら俺は、名刺を取り出す。
 久しく使っていない、プロデューサーやスカウトマンとしての名刺だ。

蓮実「芸能事務所? それも確か……あ、あの、もしかして有名なアイドル事務所の!?」

P「そうだ。君、アイドルに興味は……」

蓮実「はい! 私、アイドルが大好きなんです」

P「君も……アイドルをやってみる気は?」


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