オーゼン「少し席を外すよ」ボンドルド「おやおや、素晴らしい。うんこですか?」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:23:42.28 ID:7R3ITGP6O
「あんたの吠え面をひと目拝みたくてね、わざわざ来てやったのさ。くふっ。見たところ、ガキ共に盛大にしてやられたようじゃないか。日頃の行いが悪いからバチが当たったんだよ」

底意地の悪い笑みを浮かべるオーゼンの嘲笑を気にもせず、ボンドルドは朗らかな口調で。

「バチが当たっただなんてとんでもない。むしろ祝福と言えましょう。彼らは新しき光を見せてくれました。あれぞまさに私が追い求めた黎明の光に違いありません」

そんなさっぱりとして清々しさすら感じさせるボンドルドに、オーゼンはつまらなそうに。

「ふん。ガキ共に先を越されてさぞ悔しがっていると思っていたんだがね。当てが外れた」

オーゼンはただボンドルドが悔しがっている姿が見たくてわざわざ出向いたので、晴れやかな彼の姿など見たくもなかった。全く忌々しい。

「まあ、せっかく下りてきたことだし、しばらくここに滞在させて貰うよ。それにしても随分とあの奈落の秘宝に荒らされたようだが、私が泊まれる無事な部屋はあるんだろうね?」
「もちろん。では、こちらに」

恭しく指し示す先には奈落の秘宝であるレグが火葬砲で空けたすぐ下の空洞に続く穴があり。
そこに落ちればライトダイブになるのは明白。

「私に人間性を喪わせようとは良い度胸だね」
「もともと、人間だとは思っていませんので」

白笛が視線を交わす。力場がぐにゃりと歪む。


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