高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「ふきげんなホワイトデーのカフェで」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:19:46.01 ID:qx8ORpUD0
加蓮「あ、店員さん。やっほー♪」

藍子「こんにちは、店員さん……」

加蓮「……あのね? 藍子が弱ってるからってまず私を睨むのはやめなさい? 今回は店員さんも悪いんだからね?」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:20:15.99 ID:qx8ORpUD0
加蓮「まーまー、店員さんは気にしないで? じゃ、このクッキーを2人分と……ついでにこっちの桜パフェっていうのも頼んじゃおっか」

藍子「加蓮ちゃん、両方食べられる?」

加蓮「うーん。じゃ私はミニサイズので。藍子は?」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:20:46.17 ID:qx8ORpUD0


□ ■ □ ■ □


以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:21:15.87 ID:qx8ORpUD0
藍子「わあっ……♪ 桜のパフェ、かわいいっ」

加蓮「思ったよりシンプルで量も多くないんだね。これなら私もレギュラーサイズでよかったかも?」

藍子「桜色のアイスの周りに、緑色の……これは抹茶のクリームでしょうか」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:21:45.87 ID:qx8ORpUD0
藍子「そういえば、確か……」パラパラ

藍子「うん、やっぱりっ。この限定メニュー、"桜が散る頃まで"って書いてあります」

藍子「ってことは、桜が咲き始める頃にはこのパフェも……?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:22:15.61 ID:qx8ORpUD0
加蓮「……藍子の方からどうぞ?」

藍子「まあまあ。加蓮ちゃんが、先に言っていいですよ?」

加蓮「いつもは私が誘ってるんだから、こーいう時くらい藍子が言ってよ」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:22:46.54 ID:qx8ORpUD0
藍子「……」

加蓮「……」

藍子「……くすっ」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:23:15.68 ID:qx8ORpUD0
藍子「あっ。ずっと桜のパフェのお話をしていたから、クッキーのことを忘れそうになっていました」

加蓮「店員さんの言ってた通り、レジのところにあったヤツと同じだね。わー、これホントにマカロンみたい」

藍子「ですねっ。では、いただきます。まずはクッキーから♪」サクッ
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:23:46.10 ID:qx8ORpUD0
加蓮「これと本物のマカロン両方買って事務所に持っていって、どっちがマカロンでしょうってやってみよっかな?」

藍子「みなさん、答えられるでしょうか。あっ、でも、みなさん食べ慣れているから、きっと正解できます」

加蓮「って。持ち帰りのは買えないんだったね、私達」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:24:16.36 ID:qx8ORpUD0
藍子「桜パフェ……」モグ

加蓮「抹茶の味、なんだか久しぶりかも」

藍子「〜〜〜♪ 抹茶、久しぶりに食べるんですか?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:24:45.72 ID:qx8ORpUD0
……。

…………。

「「ごちそうさまでした!」」
以下略 AAS



28:※第105話[sage saga]
2020/03/09(月) 18:25:15.75 ID:qx8ORpUD0
加蓮「ふう」コトン

藍子「ふぅ……」コトン

加蓮「考えてみたら、ホワイトデーってホントに意識したことないなぁ。なんだか縁がない感じ」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:25:45.91 ID:qx8ORpUD0
加蓮「今思い出すと、こう……もうちょっと何かできなかったかなぁ、なんて思っちゃった。Pさんもがっかりしちゃったかなー……なんて」

藍子「ま、まあまあ。でも、贈ったことには贈ったんですよね。Pさんは、喜んでくれなかったんですか?」

加蓮「ううん。ありがとうって言ってくれた。あと……次からまた頑張ろうな、だってさ」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:26:15.86 ID:qx8ORpUD0
藍子「もし、どうしても加蓮ちゃんが納得できないのなら――」

藍子「加蓮ちゃんも、Pさんに何かお返ししちゃいましょうっ」

加蓮「……お返しのお返しを?」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:26:45.87 ID:qx8ORpUD0
藍子「そういえば、ホワイトデーって何の日なのでしょう」

加蓮「何って、女の子がチョコのお返しをもらう日じゃないの?」

藍子「ふふ、そうですね。でも、そういうことではなくて――」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:27:16.22 ID:qx8ORpUD0
加蓮「バレンタインはそうだけど、ホワイトデーってそういうのなかったんじゃなかった?」

藍子「う〜ん……。歴史の授業では、聞いたことはありません」

加蓮「調べてみよっと」ポチポチ
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:27:45.62 ID:qx8ORpUD0
藍子「バレンタインの由来は、学校の授業で聞いたことがあるから知っていましたけれど……ホワイトデーのことは、気にしたこともありませんでした。お返しができる日だな、ってだけ思ってて」

加蓮「……お返しって、藍子が?」

藍子「はい。ちいさい頃から、チョコレートをくれたお母さんやお父さん、それから、バレンタインの時にチョコレートをくれたクラスのみなさんにも、お返しを配っていたんですよ。クッキーやマシュマロをっ」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:28:16.70 ID:qx8ORpUD0
藍子「それで、加蓮ちゃんは結局、お返しを贈るんですか?」

加蓮「……はい?」

藍子「贈らないんですか?」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:28:45.97 ID:qx8ORpUD0
藍子「あ、それならっ。歌鈴ちゃんがもし失敗してしまっても大丈夫なように、加蓮ちゃんがついていてあげてくださいっ」

加蓮「やだよ。藍子がついててあげれば? その方が喜ぶでしょ」

藍子「ついてあげられる時はついていますけれど、私もときどき熱中してしまうから……。加蓮ちゃんは、いつでも冷静に周りのみなさんを見ることができるじゃないですか」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:29:15.93 ID:qx8ORpUD0
加蓮「ちょっと思ったことあるんだけど」

藍子「何ですか?」

加蓮「そもそもなんだけどさ。藍子はホワイトデーにお返しをあげる派かもしれないけど、他のみんなはどうなの? 普通、ホワイトデーって私達はもらう側でしょ?」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/09(月) 18:29:45.85 ID:qx8ORpUD0
藍子「……あ、でも、ほら。加蓮ちゃんのお母さんは、加蓮ちゃんに何かお菓子を作ってほしいって言っているんですよね? それならっ」

加蓮「あー……」

加蓮「……きっかけとか理由とか、あんまり考えないようにしよっか」
以下略 AAS



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