16:名無しNIPPER[saga]
2020/04/14(火) 23:16:00.39 ID:es/Qb5Nf0
 「できた…。まだ、不完全だけど成功に近い」 
  
 「流石だな…」 
  
 「たまたまだよ」 
  
 「凄いな…屋根ゴミは…」 
  
 「なんでも器用にできて…」 
  
 「私なんて何もできない」 
  
 「ただの科学バカだし…」 
  
 「それが凄いじゃないか」 
  
 「でもさ…屋根ゴミの方が全然すごいよ」 
 双葉は落ち込んだ。 
  
 「でも…もう二人目ができるんだろ」 
  
 双葉は腹を撫でる。 
 大きくなった腹に痩せた体はミスマッチしていた。 
  
 「一人産むだけあれだけ大変だったのにもう一人産むなんて凄いことだ」 
  
 「え?」 
  
 手を掴む。 
 双葉の手が小さかった。 
  
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